ルコウソウ

発芽の経緯がややこしい

5月上旬に、私はルコウソウの種まきをしました。
いえ、したつもりでした。それが、発芽してみたら朝顔だった、という事件がございました。ことの経緯は、こちらにあります→ヒルガオ科サツマイモ属の観察

もらった種なので、くれた人が間違えていたわけです。ところが、100%の間違いでもなかった、ということが、種まきしてから3か月近くたってから明らかになりました。朝顔の鉢から、小さなルコウソウの芽が出てきたのです。
要するに、種をくれた人は、朝顔の種とルコウソウの種をごっちゃにして保管し、「全部ルコウソウの種だ」と思い込んでいたのでしょう。
私のまいた種は、発芽時期が早い朝顔が先に出てきて、成長している間に、地下でルコウソウは気温が上昇するのを待っていた、ということでしょう。

しかもこの朝顔と、ルコウソウの両方とも、「一般的な形の葉ではない品種」だったもので、いっそうことはややこしくなったのですが、まあそれは置いといて、うちのルコウソウの栽培記録です。

発芽

2023.07.31

朝顔の根元に、芽が出ているのを発見しました。ルコウソウは温かい気温が必要だとは聞いていましたが、七月末の発芽は、ちょっと遅いのではないかと思いました。
発見時に、すでに本葉が出ていましたので、この前日か前々日に発芽していたと思われます。

2023.08.01

ハゴロモルコウでした

2023.08.08

一番普通なルコウソウと、葉っぱがちょっと違います。この葉っぱは、「ハゴロモ」という種類です。
個人的には、普通な葉っぱのルコウソウの方が好きなんですけど、ハゴロモだからといって邪険にしたりはしません。

やがて蔓が出てきたので、朝顔の枠を立てました。

2023.08.11

上の画像は、枠を立てたばかりのときに撮ったものです。その数時間後には、

↑ちゃんと自分でまきついていきました。
ここから、ルコウソウの蔓が、やりたい放題にやりはじめる時代が始まりました。
でも、ルコウソウの暴れっぷりは、画像では分かり難いかもしれません。

2023.08.15

ふつーに、枠に絡まって育ってるじゃないですか、って感じですが、目を離すとすぐに隣近所の鉢の植物にからみにいくので、それを毎日外していました。
毎日毎日外しているうちに、ついにある日あきらめまして、それからは二つ先の鉢の方まで蔓を伸ばして絡みつき、うっかりするとベランダを横断して「通行禁止」にしてくれたりしています。(今現在も、まだ元気に絡みまくっています)

開花

発芽が遅かったので、開花は9月に入ってからでした。
9/4から咲き出したのですが、最初に写真を撮ったのは14日です。

2023.09.14

自由奔放に伸びたいだけ伸ばさせたら、蔓が広がりすぎて、画像におさめるのが大変になってしまいました。ベランダのあっちに一つ、こっちに一つという感じで咲くものですから、どこをどう画角におさめたらいいのかわかりません。

2023.09.16

↑たまたま三つほどかたまって咲いた日の画像です。

まだ、毎日開花しているので、よほど良い画像ができたら追加するかもしれません。

現在、家の中にも1本ルコウソウがいます。切り花からの水栽培状態になっているもので、近日中に、「花材事典」のカテゴリにアップします。