晒し雲竜柳
晒した雲竜柳は、だいたいいつでも我が家にあります。それを、今までアップしていないのは、いつもの「アップしたと思い込んでいた」というのとは違って、
- 使いかけの、なんかきれいじゃない（またはかっこよくない）状態なので、あんまし画像にしたくない
- 白い素材をきれいに撮れるカラーバックが無いので、あんまし画像にしたくない
という理由があります。
しかし、うちはドライ花材メーカーでも、販売サイトでもないので、キレイじゃなくてもまあいっか、という精神で、このあたりで記事にしてしまおうかと思います。
悩んだ挙句、こんな画像になりました。
いつか、もっとよさげなバックの前で撮りなおしたら、差し替えておきます。
いっそ完全にモノクロの方が良いのか？
晒し雲竜柳は、雲竜柳の枝を漂白したものです。漂白したては真っ白で、雲竜らしい線がうねうねとして、いけばな家には好まれる素材です。
画像の雲竜柳は、何のために仕入れたのか、もう忘れました。クリスマスだったような、花展作品を考えるための材料だったような……とにかく普通のお稽古用ではなかったと思います。が、勿論お稽古花としても良い花材だと思います。
漂白素材はみんなそうなのですが、枯れるわけじゃないからと、いい加減な管理でいつまででも取っておくと、真っ白だった色が黄ばんできたり、埃がついたりして、次第にきれいではなくなります。きれいに使いたいなら、丁寧に何かに包んで保管するか、早めに使い切ることです。
丁寧に保管しても、いつかは経年劣化が現れてくるので、できれば早く使った方が良いです。