昨日のお稽古の「花材」です
これ、昨日お稽古場で生けた材料です。
皆さんおなじみ、ルービックキューブです。これは、とある訳があって、私の所有物となったものです。
このルービックキューブ、ちょっとやってみたんですけど(本来の目的のほうで)、えらい難しいです。私、よく知らなかったんですけど、標準的なルービックキューブというのは、一面3×3の9ブロックなんですって。ところが、画像のルービックキューブは、4×4の16ブロックです。標準より、一段階難しいやつらしいです。
これが、全然できないもので、癪に障っていけばなにしちまいました。
作品の画像は撮ってきませんでしたが、先生の批評は「いいよ」とのことなので、まあ合格です。作品の概要は、「深い鉢の中に、沈み込みそうなルービックキューブを、キウイ蔓がすくい上げている」みたいな感じです。(ルービックキューブ、半分ほど水に漬けました)
先生が、しげしげとルービックキューブを見て、「赤い面にして、もうちょっと派手なのはできないかしら」と、ぽそっと言いました。
そ、それはまさかの「一面クリア指令!?」。
勘弁してくださいよ~。
花の稽古場で、どんな指示なんだよ~~。
でもしょうがないな~~やってみますよ……。
せ、先生、これが限界です!
師に課されたものを果たすことができず、無念であります。不肖の弟子をお許しください……。
(でも、先生はルービックキューブを1分でギブアップした人なのだが……)
マジメな話、ルービックキューブのような、ちょっと面白い物体は、いけばな家の創作意欲をそそります。
特にルービックキューブは、シンプルな幾何学美があるので、飾りものっぽい物体よりも、生けやすいくらいです。ただし、ちょっと整いすぎの感がありますね。そしてやはり、遊び心重視のいけばなにはなりますね。
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