薔薇のパイ

2022年6月16日

バラ園に行くとついバラスイーツを買ってしまう、という愚行をまだやめられません。(バラスイーツ、好きじゃないんです。なのに買ってしまいます)

今回のスイーツは、京成バラ園で買った薔薇のパイ。

スティック状のパイが、個包装で6本入っています。値段は、500円くらいだったかと思います(レシート失くしてしまった)。

このパイは、京成バラ園のオリジナル商品ではないので、京成バラ園の公式サイトを見に行っても情報がありません。製造元は「お菓子工房 優華」という岐阜県の会社です。

個包装の中身は、このようなものです。

あ、まぎらわしかったかな。一つの袋の中には、パイ1本です。つまり、上の画像は、袋を二つ開けています。一袋に2本ではありません。

袋を開けると、ふわっと薔薇の香りが立ちます。この香りは香料だろうと思いますが、原材料の中には「バラ花びら」も入っています。

(上の画像の中に書かれている「マサコ」というのは、このようなバラです→エグランタイン(日本名マサコ) この品種は、特に食用バラではありません)

これが薔薇の花弁だな、というのは、見た目にちゃんと分かります。

↑茶色く、「ナッツか何か?」みたいに見えるのが、バラの花弁です。

パイ自体は、サクサクとして香ばしく、おいしいです。バラの香りも、苦手な私にも嫌ではないので、「本物のバラの入ったパイだよ」と言って出せば、喜ばれるお菓子だと思います。

しかし、この薔薇のパイに限らず私がいくつかのバラスイーツに対して思うことなのですが、バラの花弁には味は無いのです。
このパイの「バラ感」は、ふうわりと薔薇の香りがするところにあります。で、その香りは香料でしょう?花弁だけで、ここまでの香りは出せないと思います。なら、味でも香りでも「バラ感」に貢献できない薔薇の花弁を、入れる必要ある?……って、思うんです。
いやそこは、本物のバラを使ってこその雰囲気ですよ!って話かもしれませんが、うーん、私にはあんまりわかんねーなーって思います。

でもね、自分で選んで買って、そこそこおいしかったので、オールOK! この商品が悪いと言いたいわけじゃありません。