自分が使った花材事典:バラ(アプリコットのグラデーション)

本物はもっときれいな色でした。撮った日の光の関係で、ちょっとくすんでしまいました……。

これも画像ではわかりにくいのですが、大輪でした。ただ花径が大きいのではなく、花一輪のボリュームが大きい花でした。
そして、これも画像ではちゃんと撮らなかったのですが、葉っぱもシャキッとして立派でした。

ボリューム感たっぷりなのは、要するに花弁数が多いからでしょう。

たっぷりと大きく、微妙なグラデーションカラー。これが開ききったらさぞかし見事かと思います。
……「思います」ということはつまり、開ききったところは見ませんでした。
生けたのは自分なのですが、撤去に行ったのが別のスタッフだったので、私はこの花の最後の姿を見ていません。

この花、どう開いたのかも興味ありますが、色がこれからどうなっていくのかも大いに興味があります。真ん中のアプリコット色は濃くなるのか? その周りの薄いアプリコットの部分も、濃くなっていくのか?

この花は、一番外側の花弁がうっすら緑色で、「緑がかった白→薄アプリコット→アプリコット」のグラデーションになっているところが美しいと思います。
外側の緑味は、残ってくれたほうがきれいじゃないかと思います。