自分が使った花材事典:グラジオラス(薄ピンク)

かなり長かったグラジオです。

私は、仕事でつぼみだらけのグラジオをいけることが異様に多いので、その反動で、咲き乱れているグラジオの姿が大好きです。

私は、大型アレンジの「角」として、グラジオを使うことが多いんです。
考えたら、ラインフラワーで、これだけの花数、長さ、コストの安さを実現できる花材は、あまり無いように思います。だから、重宝されるんですね。

グラジオラスの花は、多様な品種があり(赤とピンクと黄色だけでしょ、と思っている人は認識を改めよう!)、色だけでなく、花弁の質や開き方がそれぞれに違います。なので、同じピンクでも、花弁質の差で、一見した印象がかなり違うものもあります。

グラジオラスの品種を楽しむのであれば、切花よりも鉢ものの世界のほうが断然豊かです。
私は、切花を使うことのほうが楽しい人間なので、
「あの豊かな品種が、もっと気軽に切花として入荷すればいいのに」
と思わずにいられません。

グラジオの育種会社がその気になれば、切花グラジオブームは作れるんじゃないか、と、30年も前から思っているのですが、一向にその気配が現れません。無理なのかしら。