ハロウィンカボチャを収穫しました
前の記事の続きです。
大きくなってきて、色も黄色くなってきたハロウィンカボチャを毎日見て、
「どのタイミングで収穫するものなんだろう」
と思っていました。
とりあえず、実が大きくなり続けているうちは、収穫のタイミングではないはずなので静観していました。
「……もう大きさはここが打ち止めかな?」
と思ったのが、この頃です。
2017.06.27
前の記事の画像から、9日たっています。この頃には、色はまだまだ黄色くなっているけど、大きさは変わらなくなったと感じました。
そして、実とは違う場所で、植物としてそろそろ終焉を向かえ始めている気配が現れてきました。
蔓の一番先の部分が、黄色くなってきたのです。
2017.06.27
どんどん伸びては、つぼみもヒゲも生産し続けていた、蔓の最先端の部分が、急に動きを止めて変色してきました。
これはつまり、株全体が「はい、おしまい」と言っているわけであり、なぜ「おしまい」なのかと言えば、「もう実を育てなくてもよくなった」からでしょう。
実はもう育った、だから、株としては業務終了いたしました、と、カボチャが言っているのであれば、実はもう収穫しても良いはずです。
この時点で、業務終了宣言しているのは、二株あるうちの、片方(実が出来たほう)だけでした。
実ができていない株は、まだまだつぼみができて、蔓も伸び、開花の数も多いです。
下の画像は、同日の、実ができていない株の様子です。
2017.06.27
まだまだやる気満々、血気盛んなご様子。任務を完遂しようと、果敢に雌花を咲かせています。
この「雌花」なんですけどね、結局、うちでは自然の状態で受粉し、結実にいたったものはありませんでした。たった一つできた実は、この記事で書いたように、私が人工授粉させたものです。
私は、一回しか受粉の作業をしていません。一回というのは、一輪の雌花にしか受粉させていない、という意味です。つまり、うちのデータだけで言うと、「人工的に受粉させれば、100%の結実。人工授粉しなければ、0%の結実」ということになります。
ハロウィンカボチャを育てて、ちゃんと実を収穫したいと思われる方は、受粉の作業をぜひなさってください。作業自体は簡単です。雄花の花粉を、雌花のめしべにつけてやればいいだけです。(付け方も何も無いです。ちょんちょんってつければそれでOK)
人の手で受粉させないと、おそらく実らないのだと思います。
私は、片方の株の雌花には、意識的に人工授粉しなかったんです。たくさん咲いている雄花の花粉が、自然に受粉する確率はどのくらいなのだろうと思っていたからです。私の観察の結果は、我が家だけのデータではありますが、「自然に受粉する確率 0%」でした。あんなにたくさん雄花が咲いても、0%だったのです。
実が付いている株が、成長・開花をやめてから、まだ数日は収穫せずにそのまま毎日水をやっていました。
そろそろかなと思って切ったのは、「株が終了宣言した?」と思った日から10日後でした。
蔓の先端から黄色く変色し始めて、それが実のついているあたりまで及んできたからです。
こんなカボチャが獲れました。
大きさは、ミカンくらいです。
ちなみに、下の画像が、私が育てたカボチャの親カボチャです。
↑親のカボチャの方が、少し大きいし、形がごつごつしてカボチャっぽいし、蔓の太さもしっかりしています。差があるのは、生産者と素人の差ですから当然ってことでご了承ください。
見比べると、私が収穫したカボチャは、色が薄いですね。この色は、保管しているうちに濃くなったりしないよね……。
カボチャの一部にうっすら緑の部分が残っているので、もう少し収穫を待ってみても良かったのかな。
で、このカボチャを、私は再びハロウィンランタンに仕立てたいと思っています。
でも、7月に収穫してしまって、10月まで実を温存できるものなのでしょうか?
……とりあえず、家の中の風通しがよくて涼しそうなところに置いています。もしも、腐ってくるようなことがあったら捨てますが、色が褪せる程度なら特に何もせずに保管を続けるつもりです。
10月になったら、カチンカチンに乾いてた、なんてこともありそうなような……。
「うちで育てたカボチャでハロウィンランタンを作る野望」は、果たして達成されるのでしょうか。
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