自分が使った花材事典:ローリエ(フレッシュ・葉だけ)

フレッシュなローリエ(月桂樹)です

本当は、枝で入手したいです。

いつか、自分でローリエを育てることがあったら、その時には自家製枝ローリエを使おうと思います。今のところ、枝ものでローリエが入荷するのは見たこと無いので。(でも、意外と売れるような気がしますけど。生産者の皆さん、出荷しませんか)

画像のローリエは、フレッシュハーブとして売っていたものです。
乾燥ローリエであれば、その辺のスーパーで普通に買えますが、少なくとも私の住んでいるあたりでは、フレッシュローリエは売っていません。このローリエは、千葉の農協の販売所から買ってきました。1パックに7枚ほど入っていて、100円でした。

私はこれを、リース材料とポプリ材料にするつもりで3パック買いました。でも誘惑に負け、3枚だけ取っていけばなの小品など生けましたが、それも最後には回収してポプリ材料にしました。

乾燥ローリエを2パターン作った

入手したうち、9枚を干して乾燥ローリエにしたのですが、3枚だけ意図的に真っ平というか、ぺったんこに乾かしました。
以前、乾燥ローリエの記事の最後に、フレッシュローリエを入手した場合の乾燥ローリエの作り方を書いたことがあります。そこで、「乾いて反るのが嫌なら、重しをして乾かせ」と書いています。
重しをして乾かす=私の場合は「新聞紙の上に、ティッシュで挟んだローリエを置き、その上からも新聞紙を置き、さらにその上に文庫本か何か置く」という感じで作ります。漬物石みたいな重いものを置く必要はありません。

で、そうやって作った「ぺったんこパターン」と、重しをせずに自然に乾かした「ナチュラルドライパターン」の比較画像が、下になります。

左の6枚が「ナチュラル」、右の三枚が「ぺったんこ」。真上からだと分かりにくいかしら?

↑これだと、右の三枚のぺったんこ加減がよくわかるかと思います。

仕立物・工作などに使うときに、できるだけ平らな方がよいのであれば、重しをして乾かしてぺったんこにしましょう。
上の画像を見て、「この程度の差なら、『ナチュラル』でかまわない」と思う人が多いかと思いますが、私の経験によれば、『ナチュラル』で乾燥させたら、もっとクルンと丸まってしまったこともあります。
そうなる要因は、葉っぱの側にあるのか、あるいは乾かした時の気温や湿度によるのか、私には分かりません。なので、「クルンとしたら困る」と思うなら、「ぺったんこパターン」で乾かすのがよろしいかと思います。

「ぺったんこパターン」が、ものすごく手間がかかるならともかく、新聞紙に文庫本程度のものでできて、しかも挟んだらあとは放置するだけなので、たいして面倒ではありません。