山芋をとりあえず栽培し始めた
秋に買った「むかご」
去年の秋に、むかごを買いました。
これは、食料として買ったものです。いまどきむかごなんて食うやついるんだな、と思いつつ買ってきました。
他所の家は知りませんが、うちのむかごの食い方は、しょうゆで煎るか、味噌汁です。
正直、たいしてうまいとも思いません。むかごだねえ、という感じです。
で、上の画像のように、しょうゆで煎って食ったわけですが、そのときに、5個取り除けて、ガーデニング目的に使うことにしました。
むかごから山芋を発芽させてみるかという、ただの単なる好奇心です。去年、ユリを育てたときにむかごが付いたので、「むかごからの発芽ってどうなのよ」と考えていたことが、遡れば発端になっているように思います。
むかご植えた
私は5個確保したむかごを、11/2に、3個土に埋めました。あとの2個は、埋めずに温存しておきました。
むかごのまきどきなんて知らないので、冬を土中で超させてダメになったら、確保した2個を春にまきなおそうとしたのです。
土に埋めたものには水をやり続け、まかずに温存したものはそのまま置いていました。春になって、4月のある日に、温存していた方のむかごに、根だか芽だかになりそうな突起ができていることに気づきました。
むかごを埋めた鉢の方には、その時点で何も変化はありませんでした。私は、5月になっても鉢に動きが無かったら、ダメになってしまったとみなして、温存して発芽しそうな気配のむかごを改めて鉢にまこうと決めました。
でも、そう決心した3日後に(これ、すごくガーデニングあるあるです)、鉢から芋の芽が出てきました。
どうやらむかごから発芽した山芋を育てられそうです。
むかごの芽
芽が出てきて、現在も元気なのは良いんですけど、これがすごく順調に育ったらどうしようかなあという気持ちがちょっとあります。
理由は、「むかごから、ちゃんと元気な芽が出てくるのか」を実見した段階で、主な目的を達してしまったことと、今年はつる植物がほかに4鉢あるので伸びすぎると始末に困ると思ったのと、「芋虫は出るのか問題」があることです。
山芋は、地植えとか、その辺の山林に育ってるやつとかには、芋虫は「基本、つく」と考えた方が良いと、私は実体験で知っています。
あれがつくのはマジでイヤです。でも、「ベランダで、この上空までは親御さんが来訪されないかもしれない」とも思います。
もし、芋虫が発見されたら、そのときには抜いて捨ててしまおう、発芽の時点で私の目的はすでに達成されたのだ、そうだそうしよう、とか思っています。
発芽率100パーでした
最初の芽の3日後と5日後に、新たな芽が1個ずつ出てきました。
むかご3個を埋めて、3個発芽したので、発芽率100%です。とても丈夫に育つ予感がします。3つも育てたら大変なことになる気がしたので、鉢には1株しか残さないことにしました。
一番初めに発芽した株を鉢で育てることにして、あと二つの株は掘り上げました。一個は処分して、もう一個は水栽培してみることにしました。
とりあえず、ゼリーの空き容器の中にご逗留いただいています。
5月の成長の様子
さすが、雑草は力強く、すごく順調に蔓が伸びていきました。
山芋の蔓は、朝顔やゴーヤなどよりもっと固くてしっかりしています。この蔓が、自分でまきついて支柱を登っていきます。
続く!
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