青和ばら公園(東京都)

2023年11月16日

※通りすがりに撮ったのが、たまたまバラの終わりかけの頃だったので、最盛期に取りなおしたら画像を差し替えておきます

青和ばら公園とは

青和ばら公園は、足立区青井にある、区立の公園です。
名前の通り、バラがメインで、一年中フリーで入れる公園です。一回りするのにかかる時間は数分です。

要するに、街中にある小さな公園が、バラ満載である、というものです。夜間も施錠などはされずに解放されています。
バラの開花シーズンには、近所の人がお散歩に来たり、通行人が普通につっきったりするような公園です。

園内は、ほぼバラだけ

園内は、バラでてんこ盛りの印象があります。ほかの植物は、シンボル的なソテツ?(ヤシ?)と、少々のハーブなどがあるだけで、基本的にはバラだけの公園です。座れる場所が数か所あるくらいで、子供が遊具で遊べる類の公園ではないです。
なので、のんびりしている大人か、一人では遊べない年齢の子供を連れた親御さんのお散歩か、犬の散歩か……という人が主の公園です。
バラのシーズンには、撮影にいそしむ写真好きの方も見られますが、有名なバラ園のように、あっちにもこっちにもバラ写真家がいる、という状態にはなりません。

園内には、上の画像のように、品種名を明記したボードがあり、すべての品種名がちゃんとわかります。上の画像を見てのとおり、一つの品種がたくさん植わっているタイプのバラ園です。小さい公園に、一株多数植えなので、品種数は100種ほどです。

立て看板によれば、約100品種750株とのことです。これは、多少は増えることもあるのでしょうが、そもそも大きさの限られているスペースですので、今後もそれほど変わらないのではないかと思います。

地域の人のための公園です

青和ばら公園は、規模も作りも、完全に地域の人のための公園かと思います。他の土地からたくさんの人に来てもらおうという公園ではありません。
品種数・株数から言っても、遠方からわざわざ行くバラ園ではないと思います。私は、たまたまバスで公園の近所を通過することがあり、バラが咲いているのではないかと思って、途中下車して寄ってみたのです。

多分、近所の人たちからすると、「この公園のためにわざわざ途中下車したの?」と笑われるかもしれません。そのくらいのバラ園なのです。

近所に住んでいたり、たまたま青井に行く機会がある人は、バラのシーズンにはぜひ寄ってみると良いと思いますが、珍しい品種も今のところは無いので、個人的には、交通費をかけて行くところではないと感じます。
ですが、決して、価値の無いバラ園だとは思いません。バラへ一直線に特化して、年中解放型できちんと管理している、大変特色のある公園だと思います。

アクセス

青井駅より徒歩2分。
バラのシーズンには、近隣に立て看板が立ちますが、この案内が非常に見難いです。駅で「青和ばら公園はこちら」という表示を見つけていく方が安全です。(でも、駅からとても近いので、あまり迷わないと思います)