自分が使った花材事典:マンサク(葉)

意外にもマンサク(花ではなく葉)をアップしていませんでした。

マンサクというと、まず黄色い花が思い浮かびますが、花の無い時期には、マンサクは葉付きで出回っています。お稽古花にも、よく入ってきます。

今回のマンサクは、厳密に言うと、葉っぱだけが付いていたわけではありません。

なんと、つぼみ付き。
いや、早くない? マンサクって、早春でしょ。

これ、うまく水揚げして大事にしたら咲くのかしら、と思ったのですが、残念ながら、花弁は出てきませんでした。
いやでも、もう一回言いますけど、早くない?

このマンサクは、比較的安価なお稽古用花材でした。しっかりした太さだったので、値段にしては良い枝でした。でも、個人的には、もっと小ぶりな葉が、もっとビシビシに詰まっているのが好きです。

この枝で気に入ったことは、ものすごく水を飲んだことです。バケツの水をすごい勢いで吸い上げてしまい、「君、元気だなあ」と思わずにいられませんでした。

……今、あまりにも気になったので、マンサクのつぼみが出る時期を調べてきました。私が見た資料では、「12月頃」ということでした。
じゃあ、やっぱり相当早くない?