カラスウリの謎

今、不思議で仕方ないことがあります。

今までも何度か記事にしているように、うちにはカラスウリを育てている鉢があります。(参考→うちのカラスウリ記事

このカラスウリ、2018年から育てていますが、いまだにつぼみを付けてくれたことがありません。
私の目から見た限りでは、非常に勢いはよく見えます。しかし、5年ほどもケアらしいケアをしていないので、実は根が詰まった良くない状態になっている可能性はあります。

で、今年も例年のごとく、蔓を盛んに伸ばし始め、周りのものに巻き付いて仕方ないなーという毎日が始まりました。うっかり2~3日目を離すと、隣の鉢を乗り越えて、そのまた隣くらいまで伸びてしまいます。

昨日も、「隣の隣」まで伸びている蔓を発見した、と思ったのです。そこで、元の鉢まで引っ張ってお返ししようと思ったら、この蔓が、カラスウリの隣の鉢の底から出てきていることが分かりました。

これ、おかしくない? どうしたらこうなります?

カラスウリの隣の鉢は、パッションの鉢で、その鉢の底穴から、カラスウリの蔓が伸び出してきていました。パッションの鉢とカラスウリの鉢は、つながっていません。どうやったら、「隣の鉢から新たな発芽」ができるの?

カラスウリに花は咲いていないのですから、「種が飛んだ」はあり得ません。
別の鉢から出てきたのですから、「地下茎で増えた」も、あり得ません。

あと、何の可能性があります?

昨年もカラスウリの蔓は縦横無尽に伸びていたので、それがパッションの鉢の底に入り込んだ、ということは大いにあり得ます。でも、蔓が枯れたら終わりじゃありませんか? 冬の間、蔓は全部枯れたのだから、そこからどうしようもなくないですか?
それとも、蔓がほかの地面に付いたら、そこを翌年に生え出す拠点にしてしまえる力があるんでしょうか。

私が無理やり考えた説は、
「昨年、カラスウリの蔓がパッションの鉢の底に入り込んだ」→「カラスウリ蔓の、パッションの鉢の底の土に触れた部分から発根した」→「発根した部分に、カラスウリの芋ができた」→「芋から今年発芽した」
となるのですが、私としては「他の鉢にからみに行ったカラスウリ蔓は、見つけ次第外したはず」と思っているので、自説にあまり納得していません。
自分的には、ちょっとミステリーです。