自分が使った花材事典:シモツケソウ

2022年10月2日

大好きな花なのですが、水揚げが悪いので、あまり家用に買おうと思ったことがありません。

この水揚げの悪さ、何科なんだろうと思ってたった今調べたところ、バラ科だそうです。

……バラ科?
え、バラ科? これが?
はーーーー、バラ科は広く深いねえ! なるほど、バラ科ですか。じゃあしょうがない。じゃあしょうがない、と思うことにします。

↑一本の姿はこんな感じです。
実は上の二枚の画像は、まだつぼみの状態です。これが開くとホワホワな花が出るんですが、この寿命も短いです。買った翌日に咲き、その日に画像が撮れなかったものでその翌日に撮ろうとしたら、もうパラパラ落ちてしまいました。なので、花のアップがありません。
いつか花アップが撮れることがあったら、追加しておきます。

水揚げが悪いので、つぼみの状態から開花を待つ間に、水が下がってしまうこともあります。
あのホワホワに会えずに、花穂の先がくたーーっとおじぎしてしまうと、本当にがっかりします。

私の個人的なシモツケソウの水揚げ方法は、金槌でたたいて焼きミョウバンをすりこむことにしています。今のところこれが一番持つ気がしています。

今回使ったシモツケソウは、いけばな花材として買ったものです。いけばな作品にする過程で、一部は花を落として葉っぱだけにしてしまいました。

このカエデみたいな、木苺みたいな葉っぱもすごく好きです。