自分が使った花材事典:カンパニュラ(青)
「青」とするべきか、「紫」とするべきかちょっと迷ったのですが、もっともっと「紫」なカンパニュラを後々アップするかもしれないと思い、タイトルを「青」にしました。
↑よく咲いている部分です。ここまでよく咲いていない部分は、もっと淡い色です。
全体として、高さもボリュームありました。
開いた花がかわいいのはもちろん……
つぼみはつぼみで可愛い。
横枝もたくさん出ていまして、いけるときにさばいた横枝だけで、かなりの量になりました。
脇枝も、下の画像くらいの長さがあると、そのまま一輪挿しに放り込みやすいのですが……
いけばな的にカンパをさばいていくと、もっと小さな脇枝・小枝がたくさん出ることが良くあります。
これよりもっと小さいのも……
私は、枯れ始めているものでなければ、とりあえず小さくても取っておきます。あれもこれも取っておくと、家じゅうのミニ花器を動員することになったりしますが、それも楽しいです。
花首だけになったものも、小さなグラスにでも放り込めばちゃんと飾り物になります。
あまり小さいつぼみだと、「どうせ咲かないだろう」と捨ててしまう人がいますが、ほとんど咲くので捨てたら勿体ないです。
ここまでの画像は、5/15に撮った画像です(アップをさぼっててごめんなさい)。
下からは、5/22の画像、つまり一週間後の画像になります。小さなつぼみもこんな風に開くんだというところをご覧ください。
↑ぽっかり開いて、淡いけど色も出ました。(ちなみに器にしているのはヨーグルトの空き瓶)
↑結構濃い色が出たものもあります。(ちなみに器は元醤油さし)
文字通り花首だけになったものばかりを挿しておきました。立派に一本残らず開花しました。(ちなみに器はぐい呑み)
最後に、素人の方にはハードルが高いかもしれないけど、実に単純で簡単な挿し方の例を一つ。
脇枝がわさわさ出ていたので、一部にものすごく曲がりくねっている枝がありました。ほぼU字みたいな形なので、「立てる」ということができません。さあこれをどうするか。
私なら、別に立っていただかなくても、と思います。好きなだけ下垂して、くねってもらって何が悪いというのでしょうか。
こういうものを飾るときの秘訣は、「堂々とせよ」です。こういう飾り方なんです、と言い張りましょう。アーティスティックでしょう?くらいの気持ちでいればいいのです。はったりも張り通せば真実となります!
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