自分が使った花材事典:美女柳
世のスタンダードな呼び方は「ビヨウヤナギ」なんですが、私は子供の頃からずーっと「美女柳」と呼んでいるので、ここでは「美女柳」で統一します。
これは、花屋入荷の品ではなくて、庭木を切ったものなので、少し枝ぶりがもっさりしています。花屋入荷のものだと、もう少しスマートで、枝垂れるような線が入っているものです。
一番枝垂れている部分でこのくらいです。
(ガラケー画像です)
結局、庭木なので、枝先だけ切ってきているんですよね。庭木の長い枝を切るのは、思い切りがないと難しいです。
あと、庭木を切る場合、枝とか葉っぱの整理が大変ですよね。画像の美女は、これでも相当枝のお掃除をしています。
美女の魅力は、枝ぶりと、たっぷり咲く花の顔です。
花は、とにかく次々と咲きます。しかも、明るい黄色の花が、ふわふわと軽い様子で咲くので、なにやら華やかで楽しいです。
つぼみが、どんどん開いてきます。最後の方にひらいてくるつぼみは、かなり小さくなりますが、鮮やかな黄色は保たれます。
美女柳は、柳の一種ではありません。多分、枝垂れる枝の様子から、「柳っぽい」という意味で付けられた名ではないかと思います。
じゃあ、何の仲間なのかというと、下の画像が特に分かり易いと思うのですが……
……分かりました?
美女柳は、ヒペリカムの仲間です。
ということは、ヒペリカムの開花時期も、今頃です。この時期、住宅地を歩いているときなどに、ヒペリカムを咲かせているお宅に気がつくことがあります。
【追記】
後日開いたつぼみの花は、こんな感じでした。
だいぶ小さい花なので、しべが長く飛び出しています。
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