自分が使った花材事典:胡蝶蘭(グリーン)

2019年4月3日

薄いグリーンの胡蝶蘭です。

小輪で、しゃきっとしていて、良い胡蝶蘭でした。

二本で900円なら、安いと思っていいでしょう。

胡蝶蘭は、ふわふわと舞うような枝つきがステキだと思います。

下垂してくれるところもいいですね。

今回の色はグリーンですが……

グリーンの胡蝶蘭なんて珍しい!と思う人がいるかもしれません。たしかに、グリーンとか紫の胡蝶蘭は、一昔前には流通量が少なく、珍しい部類と言ってもよかったと思います。しかし、現在では、そう珍しいというほどのものではありません。

たしかに、胡蝶蘭の色は白が一番一般的ですよね。白だけだと思っている人もいるくらいですから。
私は個人的な好みでいうと、胡蝶蘭の色に関しては、人口着色してなければ何色でもいいです。
人口着色の青い胡蝶蘭、金ラメ入り胡蝶蘭、文字をプリントした胡蝶蘭など、色々な着色モノがあります。

私は、「着色植物は全部キライ」ではありません。実際に、自分で色をかけることだってあります。
しかし、胡蝶蘭のように元々キレイなものを、上から塗ってしまうのはあんまし分かりません。
すごーーーく特殊な表現のためだ、というならまだ分かります。お祝い胡蝶蘭に金粉をかけて「祝」とプリントするようなのが、一番分かりません。派手にしたいなら、ラッピングで相当頑張れると思うんです。
でも……あれか。ラッピングで値段吊り上げてるみたいに思われるからかな。花そのもをいじっているぶんには、「包み紙にばっかり金かけてる」とは言われませんものね。
でもね~~。「胡蝶蘭に花柄のプリント」だけは、本当にナイだろうと思うんです。それってキチガイ沙汰じゃない?