自分が使った花材事典:シャクヤク(白)

2020年3月24日

季節はずれのシャクヤクではなく、一ヶ月以上前の画像が出てきただけです……。

シャクヤクは、開いてくる時間に、かなりの差があります。
たとえば、生け始める前はつぼみだったシャクヤクが、稽古終了のときには二倍くらいの大きさまで開いていた、という経験は、多くの人があるはずです。
反対に、待てど暮らせど固いつぼみが開かない、ということもよくあります。
花材の状態、環境で、だいぶ違いますが、経験を重ねると、大体の「開きごろ」が分かるようになります。

↓ちなみに、買った日のお姿は、こんな感じでした。

開花したのは、買ってから三日後です。

三日たっても、一本はまだこのくらいの開きでした。
↓ ↓ ↓

つぼみもきれいだからいいですけど。美人って本当に得よね。

↓満開になった日の一枚がこちら。

私は、わりと花器を変えながら花を挿すのが好きで、毎日別の器で、家の別の場所に置いたりします。
ただ挿しただけの画像でよければご覧ください。(※「作品」ではありません。挿しただけです)

1日目。

二日目~。

三日目♪

こういう挿し方をしているとき、私はほとんど何も考えていません。「効果的な挿し方」すら考えていません。
なんとなく、同じ野菜で料理を毎日変えるような感覚です。
大根を、今日はサラダ、今日は味噌汁、今日はふろふき、今日はおろし……ってやる感じに近いです。