自分が使った花材事典:茶菊

2019年5月14日

「茶菊」というのは、品種名ではありません。茶色い菊だから、「茶菊」の通り名でイケちゃうだけのことです。正式な品種名は、聞かなかったので分かりません。
大輪で、グワッと咲くタイプの菊でした。


上の画像、なんか花の様子が不自然ですよね。
多分、その原因はこれです。
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ネットをかぶせられていました。こうしないと、輸送時に花が傷むからです。
このネットを、取ってしばらくしてからの画像にすればよかった……と気が付いたときには、ある程度短くしてしまっていたので、花の部分のみ、再撮影しました。
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↑ネットの癖がとれ、自然に花がほぐれました。
一般的な一輪菊よりも、派手な開き方です。うまく生ければ、印象的な花になります。

この菊、三本ゲットしました。

でも、まともに茎を付けて使ったのは二本でして、1本は花首だけにしてしまいました。

しかし、大輪迫力タイプの菊は、花首だけにしたって、「大輪迫力タイプ」であることに変わりありません。
この菊が、最終的にどこまで迫力を増していったか、ご覧に入れましょう。

下の画像は、3月16日に撮ったもの。

花の開きを撮り易い器を選んだら、上のガラス鉢になってしまったんですけど、ちゃんと「生ける」ことを考えたら、ガラスでも青でもないほうが良かったと思います。「実験画像」と思ってお許しください。この検証は、切り貼りコピペの類はいたしておりません(←おっ、時事ネタ!)

で、上の画像から、10日たったものが下の画像です。

最初は、器の底が半分以上見えていたのに、10日たったらど迫力の開き方になってきて、ほぼ器いっぱいになってしまいました。
ホントに、絵に描いたような咲き方の菊でした。

豪華な咲き方の菊って、あまり持ちがよくないことがあるのですが、この菊は3週間ほども持ちました。優秀花材です。