自分が使った花材事典:八重オリエンタルユリ

八重のオリエンタルは、好きじゃないのが多いです。
豪華で良いんですけどね。開き方が好きじゃないことが多い。

↑2本あります。
1本だけだと、下のようになります。

2本とも開いてきたのが、下の画像です。

一重でもボリューム感&迫力があるオリエンタル系が八重になるわけですから、それはもうすごいことになります。立体だともっとスゴイし、香りもスゴイ。

こいつは、とんでもないパワーをもった花材なんです。それは私とてわかっております。これをうまいこと使ったら、人の心に大きな印象を残すことができるでしょう。

でも、自身の大きさに負けるのか何なのか分かりませんが、きれいに開かなかったり、花が全部開くころには一番外側の花弁が茶色くなりかかったりすることが良くあります。

いえ、「良くあります」どころではないと、私は思っています。「ほとんどそうだ」と言っても過言ではないように思います。

今回私が入手したものが開いた画像をいくつか出してみますが、

↑これは、まだ開きかけ。

↑これは、十分開いて色もきれい。しかし、よく見ると、外側の花弁に茶色い部分が現れています。ちなみに、これはだいぶきれいに開いた方です。

↑花弁の重なり具合から、ボリューム感がわかってもらえるでしょうか。
きれいですよね。きれいなんですけど、これも、外側の花弁に茶色がちょこちょこ見えています。

私が渾身の水揚げをしたので、このユリは、全部のつぼみが開きました。最後の方は、だいぶよたった感じの花になりましたが、それでも開くことは開きました。これは、だいぶ優秀な方です。この手のユリは、開いてくるスピードが茶色くなるスピードに追い越され、開く前に茶色くなることも良くあります。

そのせいで、私はこのユリを大事な場面であまり使う気になれません。毎日手入れできる場所ならまだ良いですが、手入れに入って良いのは3日後、みたいな場所だと気になって仕方ありません。
この点、なんとか改良されないでしょうか。
私なんぞに言われなくても、とっくに種苗会社は改良に着手していると思いますけど、私が現役のうちに作出を完成してくれんかなあと思います。