オバケニューサイラン(ドライ)

こちらの記事に書いたオバケニューサイを裂いて乾かしたものです。

大きさをわかっていただこうと、あえて床と鴨居を写り込ませています。干しても、長さは縮んだりしません。少なくとも、見た目に分かるほどには縮みません。

このオバケニューサイ、長いので、干すのも大変でした。
床の上で裂いていくと、多分こんがらがって収拾つかなくなる気がしました。なので、まずは4つに裂いて、

それぞれを吊るして、その後吊るした状態で地道に細かく裂いていきました。

糸みたいに細く裂いていくのに、結構な時間がかかりました。

一番上の画像が一番分かりやすいのですが、乾きあがった状態では、全体が大きくうねっています。このうねり、乾く際に自然によじれたものではありません。
結局、長いまま壁に吊るしておけなくて、棚の上にまとめて置いたり、天井からくの字型にひっかけたりしているうちに、癖がついてこうなりました。

まっすぐなまま乾かしたら、多分、素材の印象が変わると思います。

この素材を、特徴を生かした使い方ができたらいいなと思います。これだけの長さを生かすことは、意外と難しそうですが、あの、延々裂いた時間と、緑色に染まった指先が、報われる使い方をしたいと思います。