自分が使った花材事典:山芋の蔓
自家製です。
左端に、根っこが少し写り込んでいます。要するに、鉢で育てていた山芋を、引っこ抜いて花材にしたということです。
この山芋は、ガーデニングカテゴリでも記事にしていますが、要するに、食用のむかご(今時これを買うやつがここにいます)を土に埋めて、発芽させて育てた山芋です。
山芋は、その辺の山林でも勝手に育っているのを見ることができます。野生の山芋は、いろんな木や草やフェンスなどに傍若無人に這い登っていく、とってもワイルドなやつです。そんな、ワイルドでタフなやつの栽培が難しいわけがなく、ほぼ放任主義でもスルスルと蔓が伸びていきます。
↑すごく芋っぽい葉っぱ。
↑この細い蔓の先端、かわいくないですか。
鉢で元気に育っていた山芋を抜いて、何を生けたかと言うと、これを生けました。
私、貧乏人なので、こうやってベランダで育てているものを花展のたびにいけにえにしています。
この山芋は、鉢物から花展花材に転身し、花展終了後には、再び鉢物に復帰しました。今現在も、ベランダで育っていて、たくさんのむかごが付いています。
実を言うと、むかごは6月の段階ですでに発生していて、花展で生けたときの写真には、ばっちりむかごが写り込んでいます。
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