自分が使った花材事典:ツルニチニチソウ

ツルニチニチソウは、もはや雑草化しています。その辺で、いくらでもはびこっていくらでも咲いています。

その辺ではびこったやつを切ってきて生けるのも簡単なのですが、画像のツルニチニチソウはポット苗で買ったものです。私の記憶によれば、180円くらいです。花展用花材に買いました。
苗物なので、根付きです。もちろん、根を切ったって生けられますし、それを挿したらまた簡単に根っこが出てきてもう1鉢増やせてしまいます。

↑蔓ものなので、こんな風に長く伸びています。
このツルニチニチソウは斑入りで、どちらかというと観葉種です。もちろん花も咲くのですが、斑が入っていないものよりも、花数は少ないです。
でも、どっちにしろツルニチニチソウですからね。たくましく伸びて、たくましく咲き、傍若無人なほどに繁栄していきます。

ぎっしり生えた根っこにも、傍若無人さが現れているように見えます。私は、現在こいつを鉢で育てていますが(花展に使ったのちに、土に植え戻しました)うっかり地植えにしようものなら、好きなだけ伸びて行ってしまいます。

ツルニチニチソウの開花期は春から夏くらいなので、今は花の画像を出すことができません。
でも、皆さんおなじみの花です。誰でも絶対に知ってる、と断言できるような花です。うちのが開花したら、画像を足しておきます。

しかし、私が子供のころには、そこまではびこってなかったと思うんですけどね……いつから、こんなに一般的になったんだろう。私の感覚で言うと、「どこにでもあるようになったのは21世紀になってから」なんですけど、今調べたら、渡来の時期は明治時代なんだそうです。
21世紀になって突然にはびこり始めたということも無いと思うので、単に私があまり認識していなかっただけかもしれません。