自分が使った花材事典:トルコキキョウ(八重 白)

2020年2月25日

すごく、一輪一輪がボリュームの有る白トルコでした。

なんか、ボリュームありすぎて、頭でっかちの子みたいに見えます。
そう見える要因の一つは、私が葉っぱを取ってしまったからです。(生ける上で、必要があって取ってしまっただけですので、「トルコは、必ず葉っぱを取って生けるもの」ではありません)葉っぱが無いと、茎の細さがますます際立ち、なんだかバランス的に危うい感じの花にも見えますね。

私は、何度も書いているように、トルコは好きな花ではなくて、自ら手に取ることはあまりありません。私がトルコを取るときは、ほとんどが

  • 色がきれい
  • 花がペチャっとしていない
  • 花弁がめくれていない
  • 花弁にシミが無い
  • 花弁に皺が無い
  • 花弁が折れてない
  • 花のフォルムが、ぼてーーっとしていない

という条件を、全部満たしているときです。
シミだの皺だのと、基礎化粧品の効能書きみたいなことを言っていますが、要するに、トルコの花には、よくよく見ると、どこか一ヶ所くらい難があるものが非常に多いんです。
色がきれいで、花に一点の傷も無いものしか、私は好んで使いはしません。
あと、どこにも難は無くても、八重の度がすぎて「ぼて~~~」っとしたのも嫌いです。なんかあれはね、私の目にはだらしなく見えるんですよ。

という、「基本的にはトルコは嫌い」な私が手に取った、一点の傷も無いトルコ君の顔をどうぞご覧ください。

色も、白なら真っ白がいいんですよねー。変に緑がかった白とか、黄色がかった白もあるけど、私はあまり好きじゃありません。