自分が使った花材事典:シンビジウム(グリーン)
私は、シンビジウムで一番好きな色は緑なんです。
でも、これじゃないんだよね……緑で、もうちょっと一輪ずつが小さいのがいいんですよねえ。一輪ずつがべろーんと大きいの、あまり好きじゃないんだよなあ。(←いちいちうるさい客)
シンビには申し訳ないんですけど、私は、今までに「ふるえるほどステキなシンビ」というものを見たことがありません。ものすごく等級の高いシンビだったら、私も震えるんでしょうかねえ。(ちなみに、胡蝶蘭は2回くらい震えたことがある)
今、うちには下の画像のようなシンビがあるわけですが……
長短1本ずつを買ったわけではありません。1本を、2つに切り分けたのです。
つまり、最初は花の房がこんなに長かったわけ。
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それを、このあたりでチョッキンしている。
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ということは、赤い○のあたりにあった花は切り取っているということです。
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取った花は、もったいないのでグラスかなんかに入れて飾ります。
いけばなや、フラワーアレンジメントの経験豊富な人は、このくらいのカットは特に何の感慨もなくできます。しかし、素人の方には、これはなかなか高いハードルであるようです。
長すぎるけど……シンビジウムを切るって、どこから? もっと上かな? 下かな? もしも切り損なったら、無駄になる。もったいない。
という思想が働くのだと思います。
しかし、シンビなんて、長さを5cmや10cm見誤ったところで、取り返しのつかないことになどなりません。完全に、自分の都合で切ったらいいんです。
なに、自分の都合の良い場所がどこなのか分からないですと?
だったら、ますます好都合です。それだと、都合の悪い場所も分からないでしょ? ということは、「都合の悪い場所」は存在しないのと一緒です。勝ちしかない勝負ですよ。ためらうことはありません、最初に「この辺?」と思ったところを切るべし!
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