∧型花器

2020年4月19日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


瀬戸の器屋さんで買いました。値段は忘れましたが、3000円くらいだったような気がします。値段の割には、よさそうに見える花器だと思います。

この花器は、どっしりと重い感じがするのと、花器メインでも面白く使えそうなところが気に入って買いました。色もいいと思います。
上の画像では、花の挿し口は2穴ですが、この裏側には1穴の挿し口が付いています。

↑これが、挿し口一つの側です。もちろん、どっちを正面にしても使えます。

このような、挿し口が小さい器は、挿せる花の本数は限られますが、挿したところがだらしなくならないので、私は好きです。いけばなをする人には、こういう口が好きな人は結構います。

↑真横から見たところです。意外にシャープな感じなので、ここを正面にしてもいいでしょう。いかにも、ぐにっと折り曲げた感じが好きです。

この器は、全体のフォルムといい、挿し口といい、私には「生けやすいな」と思うタイプの花器です。人に見せても、大抵の人は「生けやすそうだ」と言ってくれますので、花器の選び方としては成功だったと思います。

私は、草月の雑誌に載せる花を生けろと言われたときに、この器を抱えて撮影に臨みました。
そして、こんな作品ができました。作品の全体は、結構大きいです。幅が70~80cmくらいあると思います。