今年のパッションフルーツの成長
今年、うちのベランダのパッションフルーツは大きな成長を遂げたのですが、まったく画像アップができていなかったので、7月からの画像をまとめてアップさせていただきます。
上の画像の中央辺りに見えるのは、つぼみなんです。
これをはじめて発見したときには、「やった！」と思いました。
このときに、小さな小さなつぼみたちが、株全体にかなりの数でつきました。
しかし、数日たっても大きくなる気配がまったく無く、しかも緑色が薄れて黄色くなっていくものばかりで、
「あ、これは咲かない」
と思いました。
一週間たち、二週間たつうちに、小さなつぼみたちはポロポロと落ちていき、なんとひとつも大きくなってくれませんでした。
最初の数日で「これは咲かないかも」と思ったとはいえ、発生しては落ち、発生しては落ちが続き、とうとうひとつのつぼみも残らない状況になると、私もあせってきました。
あせって、ネットで調べてみたところ、どうやら気温が高すぎると開花まで進まないらしい、ということがわかりました。7月・8月の気温は暑すぎるので、次の開花のチャンスは秋らしい。
私としては、実家でトケイソウが真夏に何百個も花を咲かせ続けたのを見ているので、
「暑くたって咲けるでしょうよ」
と思ったのですが、現につぼみが全滅しているので、納得するしかありません。
7月下旬ころに発生したつぼみが、8月上旬ころにはすべて落ち尽くし、秋に咲くとすればそのつぼみはいつ出るのだろうと思っていたら、8月の下旬ころに再び株が動き始めました。
上の画像の、赤丸で囲んだところにあるのがつぼみです。つぼみは、葉の付け根に出てきて、三枚の葉だかガクだかに囲まれています。
このようなつぼみがちらほらとでき始めました。
8月下旬ころは、まだだいぶ気温が高かったので、
「せっかく出てきてくれたけど、また全部落ちるんじゃ？」
と心配になったのですが、これが意外に落ちずに、少しづつ大きくなってき始めたので、「これは、7月のときとは違うぞ」ということがわかりました。
そして、「絶対に咲く」と確信したのが、9月5日です。
うずらの卵くらいの大きさになっていました。ここまできて咲かなかったら大ショックです。
でも、裏切られることはありませんでした！
開花！
この、面白い花に会いたかったんです。
実家にあったトケイソウは、花弁も糸状の部分ももっと「ピン！」としてたと思うのですが、うちのパッション君はちょっとよれてます。
本来、よれてるのがこの品種の姿なのか、うちの咲かせ方が悪くてよれちゃっているのかがわかりません。
上の画像で、赤丸で囲んだところはつぼみです。
上のほうにある二つの小さなつぼみは、このあと開花にいたらずに落ちてしまいました。
花の右にあるつぼみは、かなり大きく育っており、これは開花してくれました。
最終的に、このパッションフラワーは3つの花を咲かせました（来年はもっと咲かせるんだ！）。
花の写真を撮っておいたのは、そのうちの2つだけです。
もうひとつの開花画像を下に貼ります。
↑これが、二番目に咲いた花です。
三番目の花は、10月4日に咲き、そのときに、ほんの戯れに人工授粉しました。
そしたらその結果どうなったのかは、また別の記事でアップします。