今年の石化柳

2019年5月16日

うちの石化柳、ほとんど何のケアもしていないのに、健気に生きています。

今年も、ちゃんと花を咲かせました。

去年よりも、何倍もの花房をつけました。
「石化」と言っても、現状は全然「石化」の特徴が出ていません。しかし、石化の挿し木をしたことがある方は分かると思いますが、石化の挿し木なんて、こんなものです。このまま長く育てたら、あるいは特徴が出てくるのかもしれませんが、私はそこまで見届けたことはありません。

何度か石化の挿し木をしているのに、「見届けたことはない」ということは、みんな途中で育てるのをやめているからです。
あるときは、根元からバスっと切り、あるときは根っこを掘りあげ……とかやっていて、長くても5~6才までしか育てたことがありません。

花に、もっと寄ってみましょう。

私は悪い人で、このような花を見て「あの挿し木がこんなに……感無量だなあ」とか思うくせに、いけばなの素材にするためなら、平気で鉢から堀上げます。
この柳も、秋に掘り上げてしまえと思っています。多分、実際にそうするでしょう。

ということは、これが最後の開花になります。
許せ、石化!