自分が使った花材事典:ケイトウ(オレンジ)

2016年6月13日

このブログで何回も書いていますが、私はケイトウはあまり好きではありません。
でも、この手の「オレンジで、頭がとんがってるやつ」は、それほど嫌いでもないのです。

嫌いでもないけど……好きでもないですね。ほんとにケイトウ君には申し訳ない。

しかし、この色はかなり好きな方の色ですよ。

私が一番嫌いなケイトウの色は、「どす黒いみたいな赤」です。そういう色のやつは、子どもの頃に、その辺の花壇で咲いてるのをよく見たけど、なんだかキレイに見えないもので。。。

画像のケイトウは、葉っぱが結構もしょもしょに付いてました。
あれだけあると、葉っぱでボリュームが出せるので、葉っぱの有効利用をするのも良いです。
しかし、今回私は、色だけを使いたかったので、葉っぱを全部取ってしまいました。
全部とってしまうと、こんな感じになります。

こうすると、全体像が変わってしまいますね。そうすると、使い方ももちろん変わります。

葉っぱを取って使った方が良い、ということではありません。ケースバイケースで使い分けるのが賢いです。

ただ、ケイトウは、水揚げが悪いことが多いので、花業界の人は「なるべく葉っぱを取って短めに切ろう」とする思想を持っていることが多いです。
なので、ほかの植物よりも、「葉っぱの全取り」がよく見られる花ではあります。