自分が使った花材事典:オバケニューサイラン

オバケニューサイランの「オバケ」とは、オバケアンスリウムの「オバケ」と同じです。

「化け物級の大きさ」という程度の意味です。上の画像で、オバケニューサイの根元の方が付いているのは、我が家の床です。そして、上の、葉先の方にある茶色の横棒は、鴨居の部分です。この画像は、一枚のドアにオバケニューサイを立てかけて撮ったのですが、要するに、ドアより丈が高いということです。全長2m超くらいです。
この長さが、「オバケ」なわけです。

長いので、実は葉っぱの幅も結構太いのですが、寄って撮ると、画像上は普通のニューサイランみたいになってしまい、その大きさが良く分からんので撮りませんでした。でも、スマホ並べて比較したらよかったかなあと、今書きながら思っています。

じゃあ撮りなおせよ、って感じなのですが、もう原形をとどめていないので、撮りなおせないんです。裂いたりなんだりしてしまったので。

↑これは、途中まで二つに裂いて、数か所折ってある状態です。大きさが分かりやすいように、ドアの取っ手を写り込ませています。この後、もっともっと裂いて、現在はドライ化させているところです。

オバケニューサイは、そんなに気軽には売っていませんが、昔と比べると、市場で「入手可」なだけでも「使いやすくなったなあ」と思います。
これを使うなら、やはり長さを生かさなければ損です。5~60cmに切ってしまったりしたら、「普通の値段で普通のニューサイ買ったらいいんじゃないの? 馬鹿なの?」となります。

わたしは、オバケニューサイを自分の稽古のための買ったのは2回目です。仕事用の花材として用意されていたことなら、5~6回あります。
計10回に満たないお付き合いですが、私はどうやらこいつが大好きのようで、楽しい思い出しかないです。次は、いつ使えるかな~と思っています。