自分が使った花材事典:カーネーション(着色 青緑?)
なんと表現して良いのか分からない色なので、タイトルを「青緑」ではなく「青緑?」にしておきます。

画像の色味いじりすぎですよ、って感じですが、

色味をいじっているのは私ではありません。生産者さんの段階でいじられています。

青緑というか、多分、緑青みたいな色を吸わせているんだと思います。それも、白カーネではなくて、紫かピンクの絞りが入ったカーネに吸わせているのだと思います。そうでないと、紫色の出所が分かりません。
茎の切り口を見てみると、

着色料の存在がちょっと分かります。もっとはっきり分かるのが、葉の根元やガクの先端部です。


何度も書いているように、私は着色花材は、嫌いなタイプの人間です。しかし、この品は、着色の中では「だいぶ良い方」と思って買いました。このカーネは、比較的着色のいやらしさが少ないように感じます。あるとすれば、「いやらしさ」よりも「あざとさ」みたいなものでしょうか。すごく夢夢しくて、浪漫があるのも感じるのですが、「謀」の気配が消しきれていません。
では、夢夢しいがあざといお顔を5本分載せてみましょう。





↑この子だけ蛍光色っぽい。吸わせている色が違うのか、元のカーネーションの色が違うのか、どっちなのでしょう。
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