続・2024年のゴーヤ

こちらの記事の続きです。

雄花が咲く

前の記事に書いたように、摘芯は、まだつぼみが付かない状態で行っています。
摘芯後、まずついたつぼみは雄花でした。山ほどついたので、いつ、何個ついたのかなど、記録はしていません。しかし、摘芯後、1週間くらいのタイミングから付き始めたように記憶しています。

株の質が良くなった気がする?

つぼみの付き方や、開花する様を見て、「やけに勢いが良いし、つぼみの数も多い」と思っていました。最初は気のせいかと思ったのですが、どんどん開花して、蔓もどんどん伸びていくのを見て、気のせいではないと思いなおしました。

どうやら、今まで育てたゴーヤの中で一番元気で、あらゆるものが大きいです。このゴーヤだけ別品種のような気すらするほどです。
しかし、このゴーヤは去年のゴーヤの種から育てているので、同じ品種に決まっています。

今までのゴーヤと今年のゴーヤで違うところがあるとすれば、「今年のゴーヤは、うちでみのって完熟した実から採った種である」ことです。今までは、毎回「八百屋で買ってきて、食べるときに実から採り出した種」でした。
自らはじけた実の種は、青い実から採った種よりも優秀な株に育つ、ということなんだろう、と思っています。

雌花が咲く

やはり、摘芯したからといって、雌花がバンバン出てくるというものではありませんでした。しかし、出ることは出ました。
最初の雌花は、摘芯から11日目に発見しました。

2024.05.23

やった!と喜んでいたものの、数日で黄色くなって落ちてしまいました。
でも、絶対に雌花は付くと信じて待つこと3週間ほど(結構待った)で、2つめの雌花を見つけました。

2024.06.17

気が付いた時点で、かなり「ゴーヤ化」している雌花だったので、これはきっと落ちたりしないだろうと思えました。
このつぼみは、見つけた翌日にはもう黄色く色づきはじめました。

2024.06.18

さらにその次の日、開花しました。

2024.06.19
2024.06.19

めしべに雄花の花粉を付けて、人工授粉しました。
受粉に成功したことは、翌日の様子で分かりました。その段階で、すでに実が育ち始めていました。

ゴーヤの実

結実したゴーヤは、どんどん大きくなりました。

2024.06.24
2024.06.26
2024.06.29

去年よりもだいぶ大きい実でした。大きさを計っておけばよかった……。

ゴーヤの実が熟す

ゴーヤの実は、6月末頃までは、日ごと目に見えて大きくなっていましたが、7月に入ったら、ぴたっと変化が無くなり、ここから熟していくのかなと思いました。
昨年は、実が黄色く熟して、破けて種が出てくるところまで観察しましたが、今年はどうしようかなあと思っているうちに日がたって、7/13に、実が黄色くなり始めていることに気づきました。そして、そこから自分が家を空けたり、雨が降ったりで、あまり観察できなくなり、4日ぶりにベランダに出たら、もう破けちゃってました。

2024.07.17

いったん株が衰えましたが……

実が黄色くはじけた後から、株は明らかに勢いを失いました。黄色くなる葉が増え、つぼみは全くでなくなりました。このまま枯れていくのかと思いましたが、その状態で細々と2週間ほどすごしていたかと思ったら、ある日を境に俄然勢いを取り戻しました。

結実に大きなエネルギーを使ったために元気なかったのが、ちょっと休んで復活した、ということなのでしょうか。これを書いている現在(2024.08.29)でも、つぼみが次々出て、花も毎日咲いています。

それでも、いっこうに雌花が付かないので、今年の結実はもう無いんだろうと思っています。もし、新たに実が付くことがあったら追記します。