続・2024年のゴーヤ
こちらの記事の続きです。
雄花が咲く
前の記事に書いたように、摘芯は、まだつぼみが付かない状態で行っています。
摘芯後、まずついたつぼみは雄花でした。山ほどついたので、いつ、何個ついたのかなど、記録はしていません。しかし、摘芯後、1週間くらいのタイミングから付き始めたように記憶しています。
株の質が良くなった気がする?
つぼみの付き方や、開花する様を見て、「やけに勢いが良いし、つぼみの数も多い」と思っていました。最初は気のせいかと思ったのですが、どんどん開花して、蔓もどんどん伸びていくのを見て、気のせいではないと思いなおしました。
どうやら、今まで育てたゴーヤの中で一番元気で、あらゆるものが大きいです。このゴーヤだけ別品種のような気すらするほどです。
しかし、このゴーヤは去年のゴーヤの種から育てているので、同じ品種に決まっています。
今までのゴーヤと今年のゴーヤで違うところがあるとすれば、「今年のゴーヤは、うちでみのって完熟した実から採った種である」ことです。今までは、毎回「八百屋で買ってきて、食べるときに実から採り出した種」でした。
自らはじけた実の種は、青い実から採った種よりも優秀な株に育つ、ということなんだろう、と思っています。
雌花が咲く
やはり、摘芯したからといって、雌花がバンバン出てくるというものではありませんでした。しかし、出ることは出ました。
最初の雌花は、摘芯から11日目に発見しました。
やった!と喜んでいたものの、数日で黄色くなって落ちてしまいました。
でも、絶対に雌花は付くと信じて待つこと3週間ほど(結構待った)で、2つめの雌花を見つけました。
気が付いた時点で、かなり「ゴーヤ化」している雌花だったので、これはきっと落ちたりしないだろうと思えました。
このつぼみは、見つけた翌日にはもう黄色く色づきはじめました。
さらにその次の日、開花しました。
めしべに雄花の花粉を付けて、人工授粉しました。
受粉に成功したことは、翌日の様子で分かりました。その段階で、すでに実が育ち始めていました。
ゴーヤの実
結実したゴーヤは、どんどん大きくなりました。
去年よりもだいぶ大きい実でした。大きさを計っておけばよかった……。
ゴーヤの実が熟す
ゴーヤの実は、6月末頃までは、日ごと目に見えて大きくなっていましたが、7月に入ったら、ぴたっと変化が無くなり、ここから熟していくのかなと思いました。
昨年は、実が黄色く熟して、破けて種が出てくるところまで観察しましたが、今年はどうしようかなあと思っているうちに日がたって、7/13に、実が黄色くなり始めていることに気づきました。そして、そこから自分が家を空けたり、雨が降ったりで、あまり観察できなくなり、4日ぶりにベランダに出たら、もう破けちゃってました。
いったん株が衰えましたが……
実が黄色くはじけた後から、株は明らかに勢いを失いました。黄色くなる葉が増え、つぼみは全くでなくなりました。このまま枯れていくのかと思いましたが、その状態で細々と2週間ほどすごしていたかと思ったら、ある日を境に俄然勢いを取り戻しました。
結実に大きなエネルギーを使ったために元気なかったのが、ちょっと休んで復活した、ということなのでしょうか。これを書いている現在(2024.08.29)でも、つぼみが次々出て、花も毎日咲いています。
それでも、いっこうに雌花が付かないので、今年の結実はもう無いんだろうと思っています。もし、新たに実が付くことがあったら追記します。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません