スズメウリの芽
(正確に言うとオキナワスズメウリ、というらしいです)
昨年、人からスズメウリの実付きの蔓をもらいました。自家製のスズメウリ蔓です。
私がよくリースを作るので、「材料になるのではないか?」と思ってくださったようです。
↑すごく可愛くて、ちゃんと二色あって、うれしかったです。
しかし、昨年末は、仕事でリースを狂ったように作っていて、自分の家だけのためのリースを作ろうという余裕がありませんでした。そこで、この実は種取り用にすることにしました。種から、自分で育てて、できれば自分に都合の良いような形に育てようかな、と。
で、実からとりだした種が、下の画像です。
カラスウリの種に、なんとなく雰囲気が似ています。そのために、「発芽が難しいんじゃないだろうか」と勝手に感じたため、「雑居鉢」にまくことにしました。「雑居鉢」とは、あまり期待していない種を、無責任にまいていく鉢です。私は、「発芽しない可能性だいぶ高し」と感じたのです。
この種をまいたのは、年末でした。そこから、この種のことをほぼ忘れていました。なので、いざ発芽してきたときに、何の芽なのか分かりませんでした。そのときの記事がこちらです→3月下旬のベランダ 後の記事で、私は「ベリー系の芽?」とも書いています。つまり、心の底から忘れ切っていたのです。
芽は、2つ出ました。10粒まいて2本の芽ですから、発芽率2割です。全然「良い発芽率」ではないですが、別に絶望的なほど悪くもなかった、という結果です。
スズメウリは、「ウリ」です。ウリのしぶとさは何度もこのブログでも書いているように、身に染みて存じ上げているつもりです。なので私は、二つ出た芽のうち、一つを早々に間引いて、鉢の真ん中ほどに出た芽を、大事に育てることにしました。(のちに二株温存するんだったと、ちょっと後悔するのですが、間引いてしまったもんはしょうがないです)
↑本葉が出てきた! 紅葉型の葉っぱです。
葉っぱの数も増え、緑が濃くなり、しっかりしてきました。しかし、これが5月に入ってから哀れな姿になってしまうのであった……
ぼろっぼろです。一番大きい葉っぱは、多分虫に食われました。薬剤をスプレーしたので、ここから先は食われていません。
全体的に擦り傷だらけみたいなのは、おそらく暴風雨の日に振り回されたからだと思われます。こうなったときに、「やはりもう一株残しておくべきだったか」と思いました。
現在は、もう少しましな姿になっています。この後の成長は、「続スズメウリ」としてアップする予定です。
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