ガラス蓮の葉鉢

2022年9月22日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


とある展示会で買いました。

たしか「蓮の葉鉢」という名称だったと思います(違ってたらごめんなさい)。
これは、ガラス作家の草野啓利さんの作です。私は、草野さんの器を買うのはこれで2個めです。

この器は、本来は食器なのだと思います。実際、現在私は食器として使っています。
いえ、買ったときの意識としては「花器にしよう」と思って買っているのですが、このような良い食器は、私はどんなに気に入っていてもすぐに花器にはせず、少なくとも一回は「最初に作られたときに持っていた目的」のために使って、本懐をとげていただくことにしています。
今までに何人かの器作家さんに聞いたところでは、持ち主が満足して使うなら、食器利用しようが花器使用しようが作者も品物も満足しますよ、と言われているので、初回から花器に使っても別に申し訳ないことではないと思ってはいます。でも、やっぱ食器でも楽しみたいよね、と思うので、私は最低でも一回は、食器として堪能するのです。

少し波打つ円形、器の縁で濃くなるあめ色。全部好きな部分です。

私はいつかこれを、食器棚から花器の棚に移します。花を生けるのには、簡単そうには見えません。剣山も置けないし、中は丸見えだし。
でも、器そのものが美しいいけばな素材になってくれると思うので、まずは器の魅力に乗っかって生けるんじゃないかと思います。

この器のお値段、一万ちょっとです。私にしては、高い部類の器です。