自分が使った花材事典:馬酔木

馬酔木は、私はたいして好きな花材ではありません。よっぽど「茂りが欲しい」とか思わないと自発的には買わないです。

好きじゃない理由は、なんかすごく「普通の木」って思うからです。

枝つきも、葉っぱの形も、すごく普通にその辺の木、って思います。その辺の木で悪いことは無いのでしょうが、なんつーか、わたし的には「ドラマが無い」のです。

馬酔木は、実際その辺に結構植わってます。庭木とか、植え込みなどによく使われるからです。
私自身の身近で言うと、昔、母の実家にたくさんあって、伯父だか伯母だかに、「馬が酔う木」だと教えてもらいました。もしかしたら、身近にありすぎて面白味がわからなくなってしまったのかもしれません。

馬酔木は、お稽古花にも、大型のディスプレイ花材にも使われます。わりとばっちり枝の「裏表」があります。下は、裏側からの画像です。

馬酔木を、私は「あせび」と言います。母の実家でそう呼んでいたので、何の疑問も無くそう呼んでいますが、「あしび」という人も「あせぼ」という人もいます。切り花的には、「あせび」か「あせぼ」で、「あしび」と言っている花屋には、私は会ったことがありません。でも、鉢物だと「あしび」という人がいるんですよ。これは、「呼び分けている」というよりは、慣習なのかな?と思います。