スズメウリの実

昨年夏に、実家に帰ったときに付近の雑木林からとってきたスズメウリです。

生け花に活用しようと思ったのではなく、種を植えようかなあという目的で取ってきました。

スズメウリは、実に白い縞がはっきり入っている方がかわいいのですが、これはあんまし縞が出ないほうかもしれません。(まん丸で、縞がくっきり入るのは園芸種ですので、これとは別物です)

この状態で置いていたら、徐々に実がオレンジ色になっていき、最終的に下の画像のようになりました。

この中から種を出して、来年春にまいてみようと思います。
発芽さえしたら、蔓を伸ばすのは簡単だろうと予想しています。だって、もともと雑草として雑木林でたくましく育っていたのですから、そんなにわがまま言う子ではないでしょう。

ただ、開花はどうなんだろうなあと思います。うちには、カラスウリもありますが、カラスの方はいまだに一度も花をつけていません。

カラスとスズメがそろって開花結実してくれたらうれしいのですが、どっちも「蔓と葉だけ暴力的にはびこる」ことになる予感がしないでもないです。

やぶに生えている蔓のものなんて、伸び出したら本当に暴力的なんです。暴力的つーか、傍若無人つーか、とにかく「己の生存しか私らには重要じゃないんで」という本を露わにするやつらです。