アクアボール(ハイドロカルチャー用ゼリー)
ハイドロカルチャー用の、ゼリーボールです。100均で買いました。
この商品は、「アクアボール」の名で売っていますが、「ジェルボール」とか、「ゼリーボール」とか、「ハイドロビーズ」「ハイドロゼリー」などなど、各社から色んな商品名で発売されています。
(ハイドロカルチャーゼリーとは、ゼリーと水を容器に入れて、植物をそこに植えこんで育てるという水栽培用品です)
ハイドロカルチャーゼリーは、どんな形で売っている?
私が買ったのは、ピンクとクリアの二色のゼリーボール。
上の画像のように、私の買ったものは水を吸った状態で売っているハイドロカルチャーゼリーでしたが、乾燥した状態で売っているものもあり、そういうタイプの商品は、乾燥ワカメをもどすみたいに、水に漬けて、自分でゼリーの状態にする必要があります。
大して面倒な作業でもないので、乾燥タイプのものでもいいとは思うのですが、水を吸わせたときの色の具合を正確に知って買いたいと思うなら、ゼリー状態の商品を買うと良いでしょう。
緑や青のゼリーなどは、乾燥して縮んでいると、ほとんど黒みたいですし、ピンクは赤みたいな色になっていますので、どんな色になるのかは、パッケの商品写真を信じて買うしかないのです。
実際に水を吸わせたらパッケの色と違ったなあ、ということ(←無いとは言えません)になりたくない人は、ご注意ください。(お店によっては、乾燥ハイドロゼリーの横に、水を吸わせた見本品を置いているところもあるかもしれません)
100均のハイドロカルチャーゼリー
私は、このハイドロカルチャーゼリーを100均で購入しました。私が買ったのは、「キャンドゥ」という店のものでしたが、ほかの100均にもあります。(ダイソーのハイドロゼリーも当ブログで紹介しています→パッションをハイドロカルチャーに仕立てる)
もちろん、100均ならではの商品ではなく、本当は園芸店で買う方が普通だと思います。
私が園芸店ではなく100均で買った理由は、100円で十分だと思ったからです。その理由は、どこで買っても、そんなに差が無い商品のように思われるからです。
ハイドロゼリーは、園芸店でも、わりとお安く売っています。コスパ的に、「100均の方が圧倒的に上」とも言えません。ならば、「100均のハイドロゼリーだから粗悪」ということもないと思います。
また、ハイドロゼリーは、原料はポリマー樹脂か何かですから、とくに「園芸商品に造詣の深い会社製」であることを必要としないのではないか、とも思いました。
私は、正直言って、100均の土とか液肥とかは、あまり信用しておらず、買うことにためらいを覚えます。しかし、「ただのポリマー樹脂」なうえに、「元々安いもの」であるハイドロゼリーなら、買うのをためらう理由がありませんでした。
ただし、人には、「100均のがいいよ」と特にすすめようとは思いません。園芸店で買うと、キューブ型とか、クラッシュアイス型とか、色々な形のゼリーがあり、色も多様で、もっと品のある色(ごめん、100均!)が見つけられると思うので、そこそこ手間をかけてハイドロゼリー栽培をしようと思っているなら、とりあえず一回は園芸店で売っているものをチェックしたほうがいいと申し上げたいです。
アクアボールの「ご使用方法」
アクアボールの、パッケージの説明書きは、下のようになっています。
特に、根ぐされ防止剤を入れろとは書いていないですが、もちろん入れた方が良いです。(根ぐされ防止剤のことを書くと、「これだけ買えばできるんじゃないのか」と思う人が、買う手を止めてしまうのかな……)
処分方法として、「土に埋める」か「くず入れに捨てて」と書いてあります。
土に埋められるということは、土中で分解するという意味ですよね。私は、そんなことが出来るとは思っていなかったので、ちょっと驚きました。
また、「くず入れに捨てろ」という表現も、ちょっと変わっていると思うんですけど、これは、「燃えるゴミで大丈夫」という意味なんでしょうか? それも、ゼリー状態のままで大丈夫、という意味でいいのかしら? 私は、乾燥させて捨てるほうがいいように思いますが……どうなんでしょうか。
たわむれにカボチャを植えてみました
家に、発芽させたカボチャがいくつかあったので、戯れにハイドロカルチャーボールで水栽培してみることにしました。
大した画像ではないのですが、下に実際の作業中の画像も貼ってみます。
カラーボールは、ほんの少々でいいことが分かった!
水栽培容器は、こちらを使いました→ハイドロカルチャー容器 ダイソーで100円 容器も100均の低コスト水栽培です。
まず、クリアのハイドロカルチャーゼリーを、全部容器に入れました。
容器の大きさからすると、まだまだゼリーが足りません。そこで、ピンクを投入します。
元々、クリアの中に、少々のピンクを混ぜ込むようなつもりでいたのですが、クリアを全部入れても容器の半分にも満たなかったので、ピンクを思ったよりも大量に入れることになってしまいました。
↓というわけで、ピンクを入れます。
上ピンク・下クリアの二層式でもいいかなあと思ったのですが、思ったほどきれいじゃないので、二色のゼリーを混ぜてしまうことにしました。
↓混ぜたらこうなりました……。
完全に、ピンクがクリアを食ってしまいました。どこからどう見ても、ピンク一色にしか見えない。しかも、ピンクが結構どぎつい。
この色、好きになれないっす……。
でも、作ってしまったものはしかたないので、ここにカボチャを植えつけます。
種を水につけて発根・発芽させたカボチャの芽です。
下の画像のように植えました。
なんか、ピンクにカボチャってどうなんだろうなあ……。でもとりあえずこのまま育てます。
容器内の水は、カボチャの根が届くくらいの水位にしてあります。
追記
ハイドロカルチャーゼリーで育てたカボチャは、育つのが遅く(あたりまえだけど)、鉢に植えてベランダに置いたカボチャがガンガン育っていくのを見ている身にはなんともじれったい存在になってしまい、たいして育たたないうちに栽培を終了させてしまいました。
それでも、一か月以上は育てました。水が腐ることもなく、特に困ったこともありませんでした。
カボチャなんぞではなく。観葉植物などを育てるのが、やはり良いと思います。
このハイドロゼリーは、最終的にはいけばな用品にしてしまいました。
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