自分が使った花材事典:カクレミノ
カクレミノを使ったのは、初めてです。個人的に使ったことがないだけでなく、業務でも使ったことがありません。店に入荷した記憶も無いです。
大きすぎて、あまり画角に収まってくれなかった……。葉っぱしかないみたいな画像になってしまいました。
カクレミノは、人が生けているのと、切花ではない樹木の状態では見たことあります。樹木でなら、結構普通にあるので、全然知らない材料とも言い難いです。
カクレミノは、その辺の公園などに、当たり前のように植わっていたりしますので、カクレミノを「見たこと無い」人は、そんなにはいないはずです。しかし、知名度がなぜかゼロに近く、一般の方はカクレミノという名前をほぼ「聞いたこと無い」と言い、驚きや興味をあらわにします。多分、「天狗の隠れ蓑みたいな木なのか?」と思うんでしょう。
初めて使ったカクレミノは、難しかったです。
この、葉っぱの重なりが、一つの面みたいな力を持ち、うっかりするとべたーーーっとしてしまいます。
この枝をみたときに、私は「ヤツデ?」と思いました。
実際に触った感触も、ヤツデによく似ていました。そこで、「ヤツデのすごく近い親戚」だと思ったのですが、調べたら、そんなに近くはありませんでした。(親戚ではありました)
……ああ! たった今気づいたのですが、もしかして、やつでとカクレミノは、両方とも天狗の持ち物ですね。そこからのネーミングなの? だとすると、この二つの植物に、天狗はどんなつながりがあるんだ?
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