自分が使った花材事典:タツナミソウ
稽古場の庭に咲いた雑草です。詳しい人に、「タツナミソウ」だと教えてもらいました。
10cmに満たないような、ごく小さな植物です。
私は、以前にベランダでミントを育てていました。この植物は、花が穂になるところや葉の形・付き方がミントによく似ています。なので、しそ科だな、ということはすぐに分かりました。
こんな小さな花を、戯れに花瓶に挿しただけで、「花材」と言うのもどうかと思ったのですが、稽古場で、意外に好評だったので、思わず「自分が使った花材事典」に入れてしまうことにしました。
小さい花を生けるのに使った花瓶は、こんな小さいものです。
本来は、本気で花を挿すための花瓶ではなく、これ単体で飾るようなミニチュア花瓶なのだと思います。
ミニチュア花瓶に、ただ挿しただけ。
ただ挿しただけで、技術的に良いとか悪いとか言う以前のものです。それでも好評だった理由は、「大きさ」でしょうね。
人間て、
「やけに小さい」
「やけに大きい」
というものを、なぜか「カワイイ」「面白い」と感じる感覚があるようです。
なぜそういう感覚があるのかは……わかんないですけど。
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