自分が使った花材事典:きぶし

2020年1月26日

きぶしは、「きふじ」と呼ばれることもあります。てゆーか、私自身はホントは「きふじ派」なのです。でも、「きぶし」の方が世の中的にはスタンダードな名前なので、タイトルは「きぶし」にしてみました。

※花屋では、「きぶし」でも「きふじ」でも、どっちでも通用します

きぶしは、人気の高い花木です。多分、踊っている形が良いのでしょう。

申し訳ないですが、私は、個人的にはきぶしは好きません。いや、「好かない」では足りませんな。はっきりと「嫌い」です。これがもう、大っ嫌いです。ぞっとするほど嫌いなのです。
枝もので、ここまで嫌いなものも珍しいです。

でも、きぶしが嫌いな人は珍しくはありません。また、きぶしが好きな人でも、こっちが「私は嫌いなの」というと、「あ~あ」とわかってもらえることが多いです。

きぶしが嫌いな人たちには、花のごしゃごしゃ付くさまが気持ち悪く見えるんです。
私などは、正直申しまして、花の房が全部虫に見えます。

うわ~~~気持ちわる~~~。うごめいてるうごめいてるうごめいてるぅ~~~~。

ああ、こんな風に書くと、きぶし未体験の方に良くない印象を植え付けてしまいそうですね。
きぶしは、春先の花木として愛されている花材です。あくまでも、嫌いな人は少数なのです。

うわ~~~。でも花も気持ちわる~~~。ほんのり花開いたとてやっぱり気持ちわる~~~~。
むしろ、黄色い虫が新たに追加されたように見えるじゃん。
虫増えてるじゃん。なんだこいつなんだこいつわ~~~~~~。こわい~~~~~~~。

という、とんでもなく恐怖的な花材です。
(あくまでも少数派の見解を述べております!)