2025ハロウィンかぼちゃ(デコボコかぼちゃ)
こちらの記事の続きです。2種類のかぼちゃの記事として書いていましたが、ここから「デコボコかぼちゃ」だけの記事にしました。(オレンジかぼちゃの様子はこちらで別途記事にしています)
初めての雌花開花
デコボコかぼちゃの雌花第一号が咲きました。

さっそく人工授粉しよう、と思ったのですが、運の悪いことに、この日咲いたのは雌花が一つのみ。花粉を出してくれる雄花が開いていません。
さてどうしよう。受粉をあきらめようか。
諦めてもいいかな、とも思いました。なぜなら、この株には、結構雌花が付いていて、これから先、いくつも咲くだろうと思われたからです。
しかし私は、雌花は貴重だと思え、という教訓を、今までの栽培経験から得ています。現状、雌花のつぼみ多数だと思っても、なぜかみんなポロポロ落ちてしまったりして、その後一つも雌花つかなかったりして、いや雌花が死ぬほど咲いても、なぜだか全部受粉失敗したりして、などという可能性を思わずにいられません。
そこで、ダメもとで、この人に助けを求めました。

↑この方は、隣の鉢で咲いているオレンジかぼちゃさんです。この人の花粉を頂戴することにしました。
同じかぼちゃはかぼちゃですが、品種は違います。品種違いで、受粉するのかどうか分かりません。でも、何もしないよりは、良いと思いました。

オレンジかぼちゃのおしべで、デコボコかぼちゃのめしべをチョンチョンとやります。
もし、見事に受粉成功したとして、できるかぼちゃは良いものではないように思いました。ある品種とある品種をかけ合わせて、素晴らしいものができるのは、交配を専門的に考えている人たちが、何度もトライアンドエラーを繰り返した結果にたどり着くものです。
なんとなくでA品種とB品種をかけ合わせても、どっちつかずの見た目の、多分弱弱しいやつができるだけ、と思うべきです。
ただ、かぼちゃみたいな原始的な植物は、「どっちつかずの見た目だけど、意外とたくましいもの」ができることがあるかもね、くらいには思っていました。
いずれにしろ、デコボコかぼちゃのおしべとめしべで人工授粉したものがちゃんと育ってくれたら、「オレンジ×デコボコ」のかけ合わせの実は、育っていたとしても切ってしまおうと決めていました。デコボコ同士でかけ合わせた方が、特徴である「デコボコ」の面白味が大きいはずです。
受粉の結果
受粉した日の、翌日の様子です。

なんか黄色っぽいので、受粉したかどうかまだわかりません。でも、

もう一日たったら、実にうっすらと縞が現れました。これは、実が育っているということです。
更にその翌日、

↑画像ではあまり伝わらないかもしれませんが、前日より縞がはっきりしてきました。確実に受粉成功だ、と思いました。
成功は良いけれども、また雌花が咲いたらまた人工授粉しよう、という考えは変わりませんでした。だって、画像の実は、別品種の花粉で受粉しているのですから。
そう思っているさらに2日後。

おーー。なんか急に出来上がってきた。
この続きは次の記事で!
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