品種不明のユリ(3)
この記事の続きです。
つぼみ出現
ユリはどんどん伸びていき、「こんな小さな鉢だとひっくり返るなあ」というくらいまで大きくなりました。そして、6月に入ると、ついにつぼみを付けました。
つぼみは、5個あります。ここまで来たら、咲かない理由はあまり考えられないので、花が咲くのを心待ちにしはじめました。
10日ほどたつと、つぼみがしっかりと独立してきました。
でも、咲くまでは、ここから意外と長いです。
つぼみが色づく
ほんの少し、つぼみが黄色っぽくなってきています。このユリは、何色の花が咲くのかわからないまま育てているので、この段階になって、初めて「白ではないな」ということが分かりました。
しかし、黄色なのか、オレンジ色なのか、朱色なのか、まだ断定できません。
↑だいぶ色づいてきました。黄色の可能性は無くなりました。オレンジ色か、朱色でしょう。実を言えば、育て始めたころに私が予想していたのは、白い花でした。山百合なんじゃないかと思っていたのです。だって、昔の人はその辺から取ってきて食べていたのだとすると、山百合が一番可能性あるんじゃないの?と思ったからです。しかし、私の推理は外れてしまいました。
山百合の次に可能性高そうと思えるのは、やっぱりアレかしら……?
開花!
ついに開花しました。
色々雑多なものが写り込んでてすみません。一応、全体像を残したかったので。ご覧の通り、小さすぎの鉢から、植え替えせずにここまで育ててしまいました。ユリさんには申し訳ない。
そして、やはりアレでした。すごく普通なオニユリです。私たちは、おせちでオニユリを食っている、ということになります。
この花は、咲いた翌日に切り花にしてしまいました。
切り花になった=生けたので、近日中に「自分が使った花材事典」カテゴリにもアップします。
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