血糖値のはなし

※旧ブログの記事です

これは、人に話すとバカにされるので、実はあまり言いたくないのだが、私の両親の田舎の方では、どこの家でも麦茶に砂糖を入れて飲むのを一般的な習慣としている。

あっ。
今、バカにしたね? てゆーか、「気持ち悪っ」て思ったね!
いいのさ、いいのさ。そんな視線は子供の頃から慣れているんだから。

私が「普通、麦茶に砂糖は入れない」と知ったのは、小学校の3~4年くらいのときだった。

私は、夏に友達の家で冷たい麦茶を出されるたびに、「入ってるかいないか分からん程度の砂糖しか入れてないじゃん」と思っていた。はっきり言って「シケてんなあ」と思っていた。
両親の田舎の方では、「ほんのり甘い」どころか、ジュースみたいに甘い麦茶が普通なのである。
母も、家でそのような麦茶を作るから、私は長年「自分の家が変わっているのだ」ということに気付けなかった。

うちの田舎では、なんで麦茶は甘いのだろうか。
農家が多いからかな?と思うのだが、定かではない。
きつい農作業の合間に、糖分のあるものを飲んだんじゃあるまいか? 花屋さんだって、作業で疲れると、普段は甘いものに見向きもしない男性が「鯛焼き買ってくるね~」とか言い出すのだ。
そして、鯛焼き買って帰ってくると、明らかに店全体のテンションが上がる。
それはもう、浅ましいくらいにテンションが上がる。
まだ、実際に鯛焼きを摂取していない、現実の血糖値が上がる以前に、予測理論値でテンションが上げられるとは、なんて単純なヤツらなのであろう。
花屋さんに限らず、いけ花の展覧会のいけこみ最中でも、血糖値操作は、作業効率を上げるのに役立つ。いけ花の会場は、ほとんど女性のみのことが多いので、ケーキの差し入れなど入ろうものなら「きゃー」と歓声が上がる。

私本人はどうかと言えば、実は甘いものではそれほどテンションは上がらない。ただ、「場」のテンションが上がると、わけも無くこっちのテンションも上がってくる。こんな、精神が周りに影響されるようなことは、人間特有のものかと思ったら、これはむしろ動物的な感覚なのだそうである。(と、猫の生態の本に書いてあった)

私のガテン系現場での経験によれば、血糖値の低い人間の集団は、争いを生むことが多い。
血糖値ごときのために、喧嘩になりたくないと思ったら、常にチョコレートかなんかを用意しておいて、場が険悪になったら、「とりあえずスイーツタイム!」と叫ぶのがよろしかろう。

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