さくらんぼ

※旧ブログの記事です

小学校ってやつには、大抵桜の木があるものだ。
私が通った小学校にも、ほぼ敷地を一周するように桜が植わっていて、毎年花をつけては実を結んだ。
大体、5月のはじめくらいに、小さなさくらんぼがいっぱい生ったものだ。

わが母校の桜は、多分、ごく普通のソメイヨシノだったと思うのだが、小さな、青紫みたいな色の、ぜんぜんおいしくなさそうなさくらんぼが生るのだ。
しかし、小学生というやつは、恐ろしいものである。
私たちは、遊び感覚で、これを木からもいで食ったのだ。
見た目どおり、大しておいしくはない。しかし、たまに「当たり」があって、「おっ」という甘いのに出会えることもあった。

怖いのは、記憶の中で、「さくらんぼを取る」→「食う」の間に、「洗う」が全く欠落していることである。
……洗わなかったんでしょうなあ。今なら、絶対的にできない行為である。
同じ桜に、毛虫が大発生しているのも見たことがあるのに、なぜそのまま食えるかねえ?

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コメント

  1. MASAKA より:

    そういう時、子供は洗わんで食べますな……家の息子たちも、絶対にそのまま食らいます。そういう生き物です。

    • sei より:

      「そういう生き物」ですか、なるほど!
      ハハの言葉には説得力がありますね。
      まあ、別に死ななきゃ、何食ってもOKみたいなもんですよね。

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