丸ツボ

2020年3月29日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


人にいただいたものです。くださった理由は、「もう使わないから」。このブログでも、同じ理由でもらってきたものを、すでにいくつも紹介しています。

いただいたものなので、何焼なのか、おいくらくらいの品なのか、どういう店で買ったのか、何年前に買ったのかなど、まったく分かりません。

元の持ち主さんいわく、
「安物です」
ということなんですけど、本人申告の「安物」は、あまり当てになりません。当てにならないというか、人により「安物」の定義が異なるので、たとえば一万円超でも「花のお道具として高級ではない」と思って「安物」と表現する人はいるのです。

私の見立てでは(私は鑑定眼など全然無いですけど)、千円二千円の「安物」ではないですね。少なくとも、もうちょっと上です。それより詳しいことは分からないです。もっともっと高くても、私には分からないので、こういう人間に物をやる甲斐はあまり無いですね……。

白ともいえず、グレイともいえず、こういうのは何色なんでしょうか。わずかに、緑色を含む灰白、って感じです。

↑口は小さめ。

メリットは、少ない本数でも生けられるところ、花材を直立させやすいところ。デメリットは、少ない本数しか入らないところ、花材が突っ立ちやすいところ。

たっぷりとボリュームのある胴で、花材がまとまりやすいので、私としては「生けやすそう」と思える器です。

花器壷・花瓶

Posted by sei