自分が使った花材事典:カエデ

2018年9月6日

立派に紅葉してます。

本当は、もっと長い枝だったんですけど、切ってしまったもので。上の画像は、持ち運び用に束ねただけなので、ちゃんと生けた画像ではありません。

一応、生けた画像も出しときましょうか。
上手くもないけど。

カエデを生けるのは難しいです。ばさばさの枝だし、色は枯れかけちゃってるところもあるし。
色の変化を、こっちの思うように出そうとすると、よほど整理しないといけません。
松なんかは、「一本入れたらカッコよく決まっちゃった」ということがありますが、カエデはなかなかそうもいきません。すごく踊っている「それだけでも見られる」ようなカエデなら分かりませんけど。

また、カエデはお稽古花材に入れてもらうことが難しいので、経験も積みにくいんですよね。

お稽古に入ってこない第一の理由は、コストですね。第二の理由は、水揚げです。特に、紅葉しているカエデは、一日か二日で葉が巻いてしまうので、その点は花屋にも、持って帰ったお客さんにも嫌われます。
「一日の命、それが儚くも美しいんじゃないの」なんて言ってくれる人は滅多にいません。

上の、「生けた」方の画像は、良く見ると分かりますが、ワイングラスに生けています。整理してたらそんな大きさになりました。実が付いているのが分かるでしょうか?
後ろの方に入っている白いものはダリアです。
思いっきり秋の花材たちです。
子供の頃は、紅葉したカエデを生けるのが夢でした。紅葉なんて、よほどエライ先生が生けるものだと思ってました。