自分が使った花材事典:銀柳

2019年1月18日

銀に塗った柳です。

生木に銀の塗料をかけたものです。金塗りのものもあり、使い道は、正月花・クリスマス花・式典用アレンジなどです。金銀柳を考えた人って、結構偉大だと思います。花屋的・花の生産者的な発想だと、なかなかこういうものは生まれ難いと思うので。

銀柳を扱うと、手に銀色が付いてくることがあります。

花屋で、大量に銀柳を扱うと、手が「ステンレス製?」みたいなことになります。
また、大枝の銀柳をびゅんびゅん振り回して使っていると、髪やら服やら銀だらけになることもあります。

銀柳は、水から離しても、銀色のまま見た目に変化が無いので、水無しでも使うことはできます。
私は一度、すごく大きくて長い銀柳をクリスマスに使ったことがあり、それを1年後にも使えないかと思ったことがありました。
ダメモトで取っといて、一年後に出してみたのですが、やはり一年分の劣化が目に見えて、使うことはできませんでした。
いっそ、リースみたいなものに仕立ててしまえば、1年以上いけたのかもしれません。