自分が使った花材事典:苔

2018年10月28日

苔に詳しくないもので、何苔なのか分からないのですが、三種類ほどゲットしました。

2種類盛り合わせ。

二種類の内訳はこのようになっています。
一種類目がこちら。

二種類目がこちら。

違いが分からん、という方のために、もう少し寄った画像を出します。
これが、一種類目。

これが、二種類目。

どっちも、触るとフカフカで気持ちいいです。

三種類目がこちら。

こちらも、寄った画像を出しておきます。

これらの苔は、すべて京都から来たものです。販売されていたものではなく、その辺の山とか道路わきで採ってきたもの、ということでした。(苔というのは、盆栽用・苔玉用などに販売されているものもあります)
苔を、根(根という言葉が正しいのかどうか分かりませんが)ごとシャベルではがしてきて、水分だけ与えて、東京まで輸送されたとのことです。

この苔は、いけばなに使うために採集されたものです。なので私も、できればいけばな利用したいところなのです。
苔を使ういけばなというのは、すごく珍しいわけでもないのですが、花材としてはちょっと特殊な部類に入るので、「無目的的に、なんとな~く使う」というものでもありません。
せっかく、京都からお越しいただいたので、使うのなら面白く使いたいと思い、使い道を模索中です。

でも……もしかすると、いけばなに使うのはあきらめて、ガーデニング利用してしまうかもしれません。
上にも書いたように、この苔は、根っこ付きではがしてきたやつでして、裏側はこんな風になっています。

このように、ほとんど土を抱いていない状態で、霧吹きの水だけ吹きかけて延命させています。
現在、約一ヶ月もこの状況で生きてくれているのですが、いつまでこの状態で持つのか分かりません。このままだと死んじゃうな、と思ったら、ベランダの鉢物のマルチングにするとか、松ぼっくりの盆栽仕立てでも作って利用するなどしてしまうと思います。

この苔は、カッコイイいけばなに使われたものを、貰い受けてきたものなので、できれば私も、かっこいいいけばなに活用したいところではあります。