自分が使った花材事典:クロトン

2018年12月26日

クロトン、大好きです。

クロトンは、枝付きで入荷するものもありますが、今回は「葉っぱ一枚ずつ」での入荷でした。私の感覚ですと、「枝付きで入荷するようになったのは21世紀」という感じです。昔って、葉っぱ一枚での入荷ばかりだったような……。

素人の方は、クロトンなんて初耳、という方も多いかもしれません。でも、観葉植物としては珍しくないので、実は日常的には結構見ているはずなんです。
下の画像は、鉢クロトンです。

駅とかデパートなんかで、見ているんじゃないかと思います。

今回使ったクロトンは、クロトンの木から葉っぱを一枚ずつ切ってきたものです。
なので、茎がこんなに短いです。

短いことは短いですが、このくらいあれば、花瓶にもさせます。

クロトンの葉は、一見ぜんぶ一緒と思いきや、模様の出方がそれぞれに違います。



緑が濃いもの、淡いもの。斑の部分が大きいもの、小さいもの。葉の形も微妙に違います。

でも、パッと見ると五つ子みたいですけどね。

恒例の「裏っ葉」も出しましょう。

クロトンの裏っ葉も、私は好きなんですよ。なんでしょうか、この裏っ葉好きは。

裏っ葉の次は、「巻きっ葉」です。

クロトンは、とても厚くて丈夫なので、巻いてピンで留めたりしても大丈夫です。

ちょっと巻いて遊んでみました~。

スパッと半分に切ってしまってもいいです。

切って半分にしてしまっても、水に挿しておけばちゃんと「半身」のまま飾れます。