自分が使った花材事典:アイビー

2018年12月31日

自家製切花です。


うちのベランダで育てていたものを切りました。
自分のうちで育ったものを切っていけると、生産者さんの偉大さが分かりますよね。シミも傷も無い葉っぱというのは、自家製ではかなり難しいです。画像のアイビーは、一番きれいなところを取って来たのですが、茶色くなっていたり、不ぞろいなところがあります。
でも、そういうところも愛して生けられるのが、自家製切花の強みでもあります。

私は、アイビーは好きなんです。子供の頃から、なんとなく憧れを持っていた花材です。アイビーが壁を覆う洋館とか、ウエディングブーケから枝垂れ落ちるアイビーの蔓なんぞを見て、「ステキ!」と思っていたのでしょう。

そういうわけで、私はアイビーは枝垂れてくれないと楽しくありません。


垂れ下がって、踊る蔓が好きです。

このアイビーは、ブログに初登場したときにはこんな姿でした。それが、大きな株に育ってくれたのですが、この秋に、土からほりあげてしまいました。
ほりあげてどうしたかと言いますと、黒松のクロちゃんと一緒に、私の草月展についてきてもらったのです。

黒松クロちゃんと、アイビーあいちゃんに力を借りて出品した作がこちらなのであります→最新作展示場(アイビーあいちゃんは根っこしか使っていないので、わかりにくいかと思います)