自分が使った花材事典:フロックス

2019年2月4日

白いフロックス。
フロックス
一番よく見るフロックスはピンクですよね。

これは、私の通っている稽古場(教わるほうの稽古場)の花材で入ってきたものです。
驚いたことに、お稽古に来る皆さんたちは、意外にフロックスを知りませんでした。
「珍しい花なの?」
とか言うんです。

フロックスは、安価な切花で、仏束にも入れることがあります。一般的には、切花よりも、お庭で育てているものをよく見かけているんじゃないかという気がします。
……というような、わりと安くてありきたりな花なんですが、高度ないけばな教室の花材としては、逆に滅多に入ってこないので、みんなで「変わった花」「最新の花」扱いしていました。

私は20歳くらいの頃に、誰かに「フロックスというのは、オシロイバナの仲間だ」と教わりました。
そう言われると、なるほどオシロイバナっぽい気がします。

情報として、間違っているとも思えなかったので、実は今日までそれを信じて生きてきたのですが、この記事を書くにあたって一応確認してみたら、これが全然違っていました!!

科も属も違います。あの人は、
「オシロイバナに似てるよね」
という意味で言ったのか? その人は、もうこの世にいないので、もはやクレームも言えません。

私、20歳くらいからの長い間に、誰かに偽情報を伝授してしまったかもしれないなあ。こうやって、誤った情報が定着してしまったりするんでしょうかねえ。